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2011年6月5日日曜日

Reviewerの仕事 

 一年に何回かある、英文ジャーナルのReviewer依頼のメールが先日届きました。
通常論文を投稿する際に、その雑誌にReviewerとして登録するかどうか訊かれます。
当然、”No”で登録しているのに時々依頼されてしまいます。今回ある論文の再建を
しなくてはならない状況で、引き受けるのをやめようと思いましたがやっぱり引き受けて
しまいました。
 これには理由が3つあります。
1つはあるReviewerがこういった状況で依頼を引き受けてくれたからこそ、自分の論文
が採択されたのだと考えると、まわりまわっていつかその方への恩返しになるのではないか
ということ、
2つめは、登録してなくても回ってきたということは、ある分野の専門家として扱われている
可能性があるから協力したほうがいいかと思えること、
3つめは、その論文のReviewを通じて、自分の論文が熟成される可能性があるので、
いい機会だと思えること

です。
 今回の依頼された論文は、わりと自分の専門分野に近かったのですが、中身が非常に残念
な内容でした。でも建設的なコメントで対応したいと思います。

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