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2011年9月14日水曜日

海外企業との契約交渉で思うこと

 前回海外企業との交渉が契約締結の話をしました。
開始からすると2年以上経っていてなんとかまとまったこと自体すばらしく思います。
 この交渉は、自分個人と企業との関係を築いたことと、英語で行ったことなどが特徴だと思います。英語であっても相手のことを十分配慮しているという姿勢でいけばなんとかなるかと思いますが、信頼関係を築くにあたっては、結局のところ自分が今後開発を進めていく中でかなりのポテンシャルがあることを示さないといけないことが一番大変なことでした。企業サイドからの評価というのは、一緒に進めて行って形になるかどうかであると思います。
 形になるかというのはまずはもちろん商品にこぎつけることだとおもいます。またその商品を試すことのできる立場に自分がいるかというのも大事なことかと思います。でないと企業はフィードバックできる場所を別に作らないと行けなくなるからです。
 もう一つ英語論文のようなPublishできる力も試されているように思いました。英語論文にするには英語の能力もさることながら、結論を導くためのロジックが適切に展開できるかということがあると思います。