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2012年5月20日日曜日

筆頭著者 英語論文 12本目。皆さまAuthorshipにご注意を

先週筆頭著者英語論文12本目となる論文の採択通知をもらいましたが、心晴れない状況でこの週末を迎えています。というのもとりあえず論文のReviseはいいが、Authorshipの記載で納得がいかないというコメントつきでした。
 (1) designed the study
 (2) gathered the data
 (3) analyzed the data
 (4) written the initial draft
 (5) ensured the accuracy of the data and analysis という5つの要素のうち、
各著者は3つは満たさないといけないというのがこの雑誌のルールになっています(これでどの雑誌かばれる可能性もありますが、その場合公にはしないでください。おねがいします)。

 (2)で5人中4人の著者を選んだが、(3),(5)で5人の名前を書いたので、 データを集めていないのにデータの正確性を確認できるわけないでしょう?と言われたのです。 が、集めること自体に貢献しなくてもデータを解析すること、また解析されたデータの確認はできるでしょうと反論すると、それは間違っている、もしこのAuthorshipの表記の変更がなければ採択も取り消すと言われてしまったのです。(2)に含めなかった先生は(1)にも貢献しているので、みすみす”Authorではありませんでした”とすることはなかなかできません。  Authorshipはここの論文投稿時に書かれてある書類をみると5-10年前くらいからどの科の雑誌での厳しくするよう言われているみたいです。が、英語がNativeでない日本人にとって、(2),(3),(5)というのはどこまでがどこに含まれるかは非常に難しい気がします。(2)がなくて(3),(5)に含めることができないなら、(2)は独立した要素にはなりえないのではないかと思います。  結局どうなるのでしょうか?論文採択の取り消しされたら今までの苦労は水の泡になります。  
論文を書く先生方に同じ目に会わないようにしてもらいたく、記載することにしました。

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