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2012年8月11日土曜日

Publicな募集にチャレンジ

 以前に畑の違う先生に共同研究を持ちかけ、一旦は乗る気であったのに、最終的には諸事情でご破算、という経験があります。 この目的は、共同研究をしながらそこの非常勤職を手に入れて、公的な研究助成にチャレンジするという戦略もありました。
 前回の"一般病院医師がアカデミックに頑張ることの意義"で述べたように、 業績があれば、次なるステップに進めるとか勝手に考え、”科学技術振興機構”が持つ、JREC-INという研究者人材データベース”を調べにいきました。
 
...やっぱりありませんでした。

でも常勤職の募集があったので、 一度トライしてみようと思いました。

こうやって地道な努力を続けていこうと思いました。



2012年8月1日水曜日

関連病院で勤務している医師がアカデミックに頑張ることの意味

 現在勤務している病院に赴任したときに、一番の上司にアカデミックに頑張るように!といわれました。 もともと大学勤務していた医師、大学院にいた医師がその病院に来れば、急に業績が増えるという効果があります。 こういったことで、対外的に臨床もしているし、研究もしているアクティビティの高い病院であるとアピールできるっていうぐらいが、その一般病院医師がアカデミックに頑張る意義と思っていました。 
 が、ふと商業雑誌に取り上げられた医師のプロフィールを拝見して、そうではない、別の意義があることが分かりました。 その先生はある科の大学教授なのですが、教授になるまえの経歴は別に、助教、講師、准教授という従来通りの4ステップを踏んでいませんでした。 卒後すぐに助教になっていて(これは大学によってはありうると思いますが)、そのあといろんな病院を転々としたあと、国立系の有名な病院で10年くらい努めた後、急に教授になっていたのです。
 そういえばと考えると、知っている整形外科医師で助教経験の後、違う大学でいきなり教授というパターン何人かいることが分かりました。
 私としては後者の大学病院にてでないといけない状況になった先生より、前者の一般病院からの教職というパターンに興味をもちました。このパターンを目指すなら、今アカデミックに論文書いたり、研究助成を得ていくことはまったく無駄ではないと思ったのです。