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2012年10月13日土曜日

ポートフォーリオ作成していますか?

 先月の記載でPublicな募集にチャレンジすることにしたことをお伝えしましたが、少し進展しています。
 こういった取り組むのときに自分の履歴書を提出するのですが、自分の今までしてきたことをまとめておくことが大変重要になってきます。もちろん学会発表とか論文作成は必須ですが、もっと大きな枠組みで自分が何者であるかを伝える一式を用意しておく必要があります。”ポートフォーリオ”は今回の話では”個人の作品集”とかいうことになります。
 例えば教育上の能力に関する項目ということで、教科書を作成したことがあるとか、なにかのセミナーで講師であったことなど、いつ行ったかなど必要になってきます。自分はその他として、コメディカルの方への学会発表指導とかも盛り込むことにしました。これであってもいつの学会のものだったか等も記載する必要があります。
 他、職務上の実績としていつなんの資格をとったとかいうことも大事ですし、学会所属がいつであったかも必要になってきそうです。特許をとったことがあるかなども項目で設けられることもあると思います。自分は他いつの学会、研究会で座長をしたか、論文の引用実績またその回数、共同研究の実績なども盛り込みました。
 そして最後に研究業績ということになります。
こういったことをいつでも作成できるようにしておくと、書類作成の時に便利だと思います。
 研修医時代からの発表とか、学会誌などへの投稿も全て網羅していたのですが、書式に合わさないといけなく、またそれらに対して概要説明も求められます。今までの国内・海外の学会発表・論文を共著も含めて用意すると実に200!を越え正直大変でした。用意周到でも時間を要しますので常日頃、自分の活動の記載は重要になってきます。

2012年10月5日金曜日

新しい横連携の構築

 学会活動は単に発表、質疑、終了で終わるものではないことは以前から書いていますが、今回ある新しい連携作りをしてみることを企てています(と書いているのは、破談する可能性もあるので、まぁ取り組んだことの証拠としてブログに残しておくという意味あいがあります)。 

 以前からやり取りしている海外企業の日本支社が、少しずつ整形外科領域にも進出を図りたいという目的で、学会展示をするとか、セミナーをするとかいう機会が増えてきました。その会社関連のソフトウエアはある程度実績があり、比較的多くの整形外科医先生が画像解析に用いていることも知っていましたが、何分機能が多彩すぎてコストパフォーマンスよく利用できているかが疑問でした。 こういったことから、このソフトウエアのマニュアル作成をしたらどうかという企画をすることにしました。 が、おそらく個人情報の管理的に顧客情報を利用してそういった案内をすることはできないと思い、いちいち学会で利用している先生に挨拶しに行き、そういったことをしてみたいが協力してもらえるかを聞くことになりました。 幸い皆様、優しい先生ばかりでご承諾していただけることになりました。 これを基に企画書を作成し、会社の担当者に打診することにしました。完成したら役立つと思うのですが、今のところ結果待ちです。

2012年10月1日月曜日

海外整形外科医先生とのコミニュケーション

 今年の3月に書いた、海外整形外科医研究者からの共同研究の申請は、結局は採択されなく終わってしまいました。が、自分としては海外の方とこの申請のやり取りを通じて、この方と連携していきたいと思いました。 というのも自分よりも経験年数的に考えて若い先生なのに、たくさんの論文を書いているし、いろんな研究助成の獲得をしている新進気鋭の方だからです。先日行った学会にも招待講演の立場で来られることを知り、連絡を取り、直接会ってお話を聞いて頂けることになりました。
 こちらで蓄積しているデータストックで、日本人には多いが海外では少ない疾患群のデータに興味を持っていただき、なにかしらの検討ができるのではないかというところにこぎつけました。今はまだ蜘蛛の糸ぐらいの連携ですが、紡いでいけたらと思います。(後日のやりとりでファーストネームで呼び合うくらいになったので、蜘蛛の糸よりはましかと思います。)