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2013年10月23日水曜日

海外のWebinarに参加

 昨日海外のWebinarに参加しました。Wikipediaを見ても、その説明が英語版と日本語版で情報量が違うのと同じように、普及も海外と比べると日本の方が遅いというイメージがあったので投稿することにしました。
 Webinarとは、WebとSeminarを組み合わせた言葉のようで、ネット上で行われるWebセミナーのことを指します。

通常のセミナーの場合、主催者は会場の設営を行います。
申込者(受講者)は会場まで行って、セミナーに参加します。

主催者側は、会場や運営スタッフの確保、設営作業や後片付け、セミナー開催による効果測定などで、1回開くとかなりの費用がかかると予想されます。申込者側も会場まで行くために交通費がかかるとか、行くまでの時間という自由時間を消費してしまいます。

例えば、自分の所属している地区でないセミナーに行くのは躊躇すると思います。国内でもそのような状況なので、まして海外のセミナーに行くというのはよほど強い興味がないと行けないと思います。こういったことに対応するためのものがWebinarになります。また天候にも影響もうけないですし、自宅から見れるのであれば、出かける用意すら必要なくなります。あるサイトで人の移動が抑えられるので、CO2の削減、地球温暖化防止にも貢献できるありましたが...ここまではどうでしょうか。

 発表形式はさまざまだそうですが、私の参加したものはスライドショー+最後に質疑応答という感じで、途中までに質問されてきた方に対して、読み上げて応えるという感じでした。
 内容は当然整形外科の研究分野です。今まで別箇に進められていた研究分野の融合によって新しいイノベーションが生まれるというようでした。具体的には歩行解析のデータを利用して、有限要素解析を行う、またその有限要素解析は一つの代表的モデルでなく、患者の医療データから起こしたモデルを利用するという感じで、Patient-Specificが一つのキーワードであると思います。ただ一方で、ある解析には統計モデルといった、今までのデータを総当たりで解析する研究も盛んで、どちらの流れも今後大事になってくると思います。

 デメリットではありませんが、海外のWebinarの場合、時差もあり、スポーツ観戦みたく、日本時間では深夜になってしまう可能性はあります。

 

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