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2014年7月7日月曜日

海外ポスター発表に+α(プラスアルファ)、1-minute talk

 今年は国際学会に4つ(といっても1つは日本)行こうと思っており、今月で折り返しの2つめを終了する予定です。初期でも後期でも研修医の先生には、華やかに思われるようで、行くと羨ましがられます。が、行ったことのある先生であれば、さほどハードルは高くないことだと思われます。理由は簡単で、ポスター採用に限っては参加しても特に活躍の場(緊張の場?)がないからだと思います。
 国内の学会では、口頭とポスターの違いは、採用のレベルの差のように扱われ、発表時間も半分くらいにさせられることが多いです。しかし、海外の学会では、そもそも、そういった時間すら与えられないことが多いと思います。プログラム上、口頭発表の間にポスターセッションが設けられることもあり、Authorはポスターの前にいるように指示されますが、”できれば”というような感じで必須でなく、座長も当然おりません。なのでポスターを貼ってしまえば、自分の出番はそれで終了です。なので、海外の学会の雰囲気をまず知りたいという先生は、とりあえず出してみることを強く勧めます。とくに締切が延長されるような学会は、国内同様採択率が高い気がします。
 そういった中で、今月行く学会は、予想通りポスターだったのですが、後で1-minute talk というのをやるから1枚のスライドにまとめて提出してください、という連絡がきました。 ポスターセッションの最初に、ポスタープレゼンターに1分の時間が与えられるものでした。ポスターセッションのDiscussionを盛り上げるためのようです。
 多分、「この続きはCMの後で」みたく、Introduction、methodsパートの簡潔な説明をして、結果はポスターで、という感じにすればよいかと思い、作成を進めました。ポスタープレゼンター達が、マイクの前に番号順に並ばされるのかと思うと、国内よりも扱いがひどい気もしますが、1分だけですし、質問がこのときにはない、という点ではストレスは少ないと思います。

学会話の余談:
 先日参加した国内学会で、”おやつセミナー”がありました。ランチョンとは違い、名産のお菓子の詰め合わせがもらえました。通常の学会のお弁当に飽きている先生には、面白い企画なんじゃないかと思います。


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