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2015年12月19日土曜日

神戸医療ITイノベーションカンファレンス 行ってきました。

 最近お知り合いになった他科医師先生のつながりで見つけました、
「神戸医療ITイノベーションカンファレンス 」に行ってきました。医療とかカンファレンスとか
ありますが、学会とか研究会とかとはまるで違います。正直場違いなところに来たかなと
思いました。が、普通の医師ですと3時から始まるカンファレンスに行くのってなかなか難しい
でしょうから、希少価値的存在として遠路はるばる行ってきました(Door to Door ですと,,,)。

神戸という立地は日本全体からみると地理的に中心にありますし、神戸ポートアイランド
という人工島には有名病院もあるし、大企業があったりと、これからの医療の中心の一つに
なりうるとは思います。

内容はというと、”医療”と”IT”をうまく結びつけた会社がプレゼンし、ビジネスチャンスを
つかもうとやってくる企業との接点を作るというような会でした。医師なのに会社を立ち上げてディスカッションの場をインターネットの上に作ったり、画像を利用したアプリで医療に活かすビジネスを考えている方がおりました。今後のヘルスケアビジネスの流れ、まではわかりませんが、ヒントをつかむのにはいい会だったと思います。

行って一番良かったのは、医療とテクノロジーの分野を牽引する、神戸大学大学院 医学研究科 内科学講座 特務准教授 の杉本真樹氏の講演を聞けたことです。参考までにWikiをご覧ください。
前人未到であるし、追随を許さない感じです。これでもかと最先端の話がきけました。
プレゼンテーションがめちゃくちゃうまいです。伊達にそんな本(下記)を書いているわけではありません。






が、少し思うのは忙しそうでした(当たり前ですよね)。このカンファレンス後の”交流会”も、視聴者質問コーナー (一般的な懇親会でなく、発表者は身動きとれない状態で立っていて、一人ずつ名刺交換、お話ししたい方が行列を作って、その講演者と話ができるのをひたすら待つ) という状況でした。仕事の忙しさと満足感は両車輪の関係でいないと難しいのでしょうか?捨てないと新しいものは手に入らない気がして、今後の自分の仕事のバランスについて少し悩みました(登山グッズを少し買ったけど、どのあたりまで上るか決めかねている感じ)。 
 新しい医療機器、ないし関連機器になりうるものを沢山知ったので収穫は大きかったです。

最後に、最近読んだベンチャー関連の本を紹介します。
一般的に本の作者の体験のみで、こうすればいい的な本は、その人はうまく行ったが、それは体験談でしょう、と片付けられてしまうリスクがありますが、そういった人が多く掲載される、つまり
A CASE REPORTでなく、CASE REPORTSの方がいいのではないかと思います。



もう一つ、Advance的に2回起業して成功した方々のCASE REPORTs も


 

 結局医師というのは医学部に行くこと、医師になることで、(そのあとの仕事に忙殺される
というステップもあって)、他の領域を知らずに(知らなくても暮らし向きが悪くないせいもある)
日々過ごしていることに気づきます。きっと医師になれる能力があるということは、ベクトルを
変えて(正確には2つ以上のベクトルをもつ)こういったことに挑戦しても成功する人が多いように思います。といっても特に今自分がなにかに挑戦してるわけでもなく、もがく日々が続きます。、

(2016年 追記)
なんかしらんが、この記事アクセス増えたかと思って、調べてみますと、上記
杉本先生にTweetsしてもらっていたのを発見しました!もうこれだけでも今年は
ハッピーに過ごせそうです。有難うございました!





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