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2016年2月29日月曜日

何の会でも、あたらしい行動をしたいなら(いやそうでなくても)質問しよう。 まずは学会で。

 大した内容ではありません。今月いった医師会講演会とか医療系研究会とかに参加してみて思ったことです。
 
 昔、学会で質問を必ずするように上の先生に言われたことがあります。学会を聴く前からです。疑問があったら質問する、という思考から脱却できたいい機会でした。なにか質問するぞ、と思って聞くとぼーっと聞いている時より確実に真剣にその話を聞かないといけません。その質問も的外れでは意味がないし、GoodQuestionと言われたい。またみんなが思っているかもしれないことを聞き、面白く思われたらなおよし。ということで質問することは大事であると思います。原稿もない、短時間の中で自分の言いたい事を組み立てるというのは、プレゼンより緊張する難しいことかもしれません。(なので、通常のプレゼンのときに緊張しないかも)

また、大抵国際国内問わず、所属先名前を言ってから質問をするはずです。まだ完璧にはこなせませんが、質問の前のここの部分も大事だと思います。講演者だけでなく、他の聴衆も聞いていますので、はっきり言うといいと思います。マイクが設置されてない都合で、マイクなしでお話しをされる方もいますが(自分も経験あります)、マイク持ってきてくれないか少しまったほうがいいです。

こうすることで、こんな人がいるのだと思われて、”今度お話ししてもらえませんか”という機会を得ました。

自分の話したい事で機会が得られるなら、こんなラッキーな事はないと思います。

もちろん、いや、そんなことシタクナイという方でも上記のように真剣にきけていずれにせよお得です。


2016年2月27日土曜日

医療機器関連のネットワーキングパーティー(なにそれ?)に行く

 今週は、水木金土と出づっぱりでいろんな会に参加してきました。順番も適当に気になったものから紹介していきます。

 ある方からお誘いがあって、のこのこと医療機器関連のネットワーキングパーティに行ってきました。その分野で活躍されている人たちとお知り合いになれるチャンスが得られる機会です。と下から目線ですが、正直なところ、下からになる必要まったくはありません。ご飯やさんを貸し切って行われ、壁一面にプレゼンが映し出される感じです。 異業種交流とはことなり、”医療機器”というキーワードで集まっているので、話のまとまり感はあると思います。

 聴衆というか単なる参加者である自分は、ご飯を食べつつ、そのプレゼンを聴くという形ですので大方学会のランチョンみたいな感じも少しあります。が、プレゼンターと距離が近いので、プレゼンが終わってすぐ声をかけに行ける状況はお得感あります。また、テーブルで同席した方とも当然お話ししますので、プレゼンされる方とは情報量は違う気もしますが、立食パーティよりはましかなと思います。また、ランチョン、立食とかと違い、ご飯がおいしいというのも良かったです。
 プレゼンの内容も、その横とのつながりも大事ですが、整形外科分野に限っていませんので、ピンとくるものばかりではありません。しかし、小さな収穫がいくつか得られました。

以下は自分の印象です。
ヘルスケア: 医療機器というとイメージがお堅い、他業種からの参入の壁を感じますが、今、医療機器でなく”ヘルスケア機器”とか”ヘルスケアビジネス”にとりくむ、とするだけことで、今後も発展をみせそうな分野への他業種の参入をしやすくしている気がしました。

ウエアラブル:これも本当はいろいろなものがあるのですが、とにかく装着できたらいいというカテゴリになっているので、装着でき、計測できるところになにかチャンスがあるのか伺っている方は結構多いような気がしました。ウエアラブルだけで大きな展示が今月行われたのも知りました。

ちょっとかじっている→もう専門家: これは結構語弊がある可能性が高いのですが、全く知らない
ひとよりちょっと知っているだけでもう専門家として活躍できるような気がしました。今後やってみたいことをすでにされている方がいることを知りましたが、これなら自分もできるかもという気持ちにも
なりました。

医師の多様化: 
 一般的な理系選択の学生で言われている、学部と修士で行く施設をかえる、修士から博士課程で施設を変える、当然有名なところに移ることを、学歴ロンダリングなどといわれて、否定的な言われ方をされていました。
 医師の場合でも学部と入局で変える、入局後大学院だけちがうところにいくなどの可能性は今後も増えるかもしれません。そういった方を否定的にとらえる論調はあまり賛成できません。学部に入る時の能力と、社会人になって活躍する能力はまったくことなる気がしていて、そういった方は上手に使いながら、自分の能力を発揮している気がしました。まったくの印象ですが。 
 が、その移動した先で確固たる地位を築いて活躍する方が出てくるのはもう少し後のような気がします。大学院、大学病院研修中、研究的職種に在籍中は、時間の使い方を通常の基幹病院のような使い方をしなくていいから活躍できるけど、その後は、その場所にとどまることはできないので、卒業後にそんな活動をするためには、より高いまたはベクトルを変えたキャリアにチャレンジする方がでてきそうな気がしました。 それと合致している内容ではないかもしれませんが、社長になりたいという医師も、すでに会社の代表的活動をしている医師もいることがわかり、時代は面白くなってくる感じがしました。

海外での活動:これは医師だけでないのだな、と思いましたが、ちょっと海外で活動してきている方は、もちろん経歴にこういったことをクレジットします。またそうすると”あ、すごいなぁ”と思ってしまう錯覚があって、まだまだ日本ではそういったことが憧れになるのだなと思います。




 

2016年2月21日日曜日

英語プレゼンを少しだけスムーズにする方法

 結構使えるのではないかと思い、紹介させてもらいます。
Noteの記事になります。最後の最後までは無料で見えます。

雑な内容説明で申し訳ありません。もう少しページに飛んでもらうための説明を
補足します。

今回の記事で伝えたい事は2つあります。

・英語文の読み上げサイトを今更ながら見つけたこと。
・英語力の向上には、上質な英文のヒアリング、そのスピーキングが
 やっぱり大事だと思います。その布石となる内容です。

1つ目は、そのままなので記事を見てそのサイトをみてください(やっぱり雑か)。

2つ目に関しては、よく考えると整形外科医ないし医療関連・研究職の方の
 講演の話を聞く機会があっても、最終的になんといっているか確認できない
 もどかしさがあるはずです。
 英語のプレゼンを達成するためになかなかもどかしい問題を次に述べます。
 

 ①自分で英文を作成し、→ これは当たり前ですが確実に1語1句把握できます
   それを自分で話す」   しかし、正しい発音イントネーションで話せるかわからない。
                  
 
 ②自分で英文を作成し、 → この場合正しい言い方はできますが、まだ問題があり、
  だれか(英会話の先生とか)  自分の英語があっているかどうかわからず、
  に話してもらい、それを記録   通じる英語の練習ができない。
  録音し、練習」                  
                   
 ③英語の教科書をだれか → この場合、正しい英語で、正しい発音であるが
   によみあげてもらう      口語英語をベースとした内容でない。

 ④TEDのような、実際の  → これで完璧ですが、整形外科の内容でないことから
  プレゼンの映像・音声     モチベーションに影響がある。(TEDは面白い内容
  またスクリプトもある。     ですが、欲をいえば整形外科の情報で、と思います)


 そもそも 私たちが確実に聞き取れないと思うのは、今まで受験英語で学んできた
 英語の文章の順番になっていない英文を理解する機会があまりないから
 かもしれません。また、整形外科関連のプレゼン音声・スクリプトが手に入らない。
 ことも影響しているかもしれません。

 それを解決できるかもしれないこととしては、整形外科関連の記事が音声となっていて
 それがスクリプトとして把握できる機会が必要だと思いました。

 その1つとして、上記の記事でとりあげている英文は、実は、ある整形外科医(関連)の
 先生のプレゼンを英文におこしたものを利用しています。

 こういった機会を増やすことで、整形外科医の国際的活動を支援したいと思います。
 (ここでの国際的活動というのは、ゴールを留学とはしません。日本にいるけど、
 学会で外国人医師を招へいしたり、海外の施設で臨床・教育分野の啓蒙をする等
 (他、もっといろいろ思いつく方はまたなにかの機会にご教示ください)を指します)

昨年購読した本で、最近やたらとその作者三木裕信氏の会社の広告がFBに多く出ている、
ものを1つ紹介します。
「英語は1年でマスターできる」という興味を引くタイトルです(3回検討してやっぱり購入しました)。
ソフトバンクの孫社長の秘書をしていて英語がしゃべれなかった状態から画期的に上達する方法
がいろいろ書かれています。
その中の第4章で”テキストとにらめっこで、音とスペルをひもづける練習をする”というのが
あります。
日本人の子音認識不足、リズム違い認識不足などを改善するには、テキストを見る行動が
正しいと書いています。ヒアリングは聞き取る(つまりテストみたい)ではなく、聞こえてきた
英語を理解することが大事だという当たり前のことに気づきます。



2016年2月15日月曜日

ちいさな企画で日本整形外科学会の開催回数を超えよう

 今月から個人的に行う会を開催することにしました。対象を少人数とし今のところ完全に内容をクローズトで始めることにしました。主には学術的活動もするけど、社会的活動も、臨床的活動もできればと思っています。 とにかく自分がやってみたいことを自分の範囲だけで行い、全てを”会”と称することにする企画です。 今現在5回分の企画が完成しました。今年中に、国内外含めて、二けたの10回以上を目標にします。オープンになる前に本当のクローズドになるかもしれません。1年で10回以上開催したら10年経たないうちに、「第100回ooo会(仮称)」達成も夢ではありません。 そうしたら標題のようなことになるかも

2016年2月14日日曜日

整形外科医 非医学部大学教員の先生 の実態 (2016年調べ)

 興味本位で申し訳ありませんが、整形外科医ないし専門医ですが、一般的に考えられるOO大学整形外科講座の教員として存在しているのでなく、非医学部大学教員として活動している整形外科医の先生を調査してみました。ここでリンクしている”Note"の記事として紹介しています。

2016年2月13日土曜日

整形外科医 特許 国際出願する (ただしくはPCT出願)

 PCT出願のPCTは、Patent Cooperation Treatyの略で、特許協力条約のことです。
詳しくはないので、Wikiを参考にしてください。
 行きがかり上、これを進めるいきさつを述べるにとどめます。臨床医がメインワークのメインだったときに、「ooを計測できたらいいのにそんなんないんかなぁ」と思ったのがきっかけで、知り合いの先生、メーカの方に聞いても、そんなんあってもいいと思うけどない、というはなしでした。

なので、そんなものを作成してみたいなぁと思ってたわけです。でも、いざそういったものを作れるメーカを探そうとしても、作成できるというメーカが見つからず、かなり時間かかりました。自分が本腰を入れてなかったこともあり、試作品として作成できる会社を見つけたのが1年半後でした。

アイディアを形にするのが第一段階です。

その後、医療機器として考えると、特許を出しておいた方がいいということになって、産学連携の部署に相談して、その手続きをしたのが、1年前になります。特許をとりあえず出願したら、
2段階目が終了します。

晴れて学会などに発表してもいい状況になります。これを3段階目とすると、2をすっ飛ばすと特許はとれません。でも本当は、もう一個この前にデータ作成という過程とか、論文作成とかあると
思います。

データ作成は、特許の前にするという説もあります。それは、特許の請求項目以外のところでその発明の確からしさなどを評価してもらえるからということになるからです。でもデータ取りをするという行為が公にさらされるリスクを考えると、なしないし少数例のデータでもいいと思います。

論文作成を発表の前にする、というのは、日本の先生ではおそらく考えられないことかもしれません。でも論文作成を発表前に完成させる勢いにしておかないと、結構気分が萎えます。論文作成が一番面倒な煩雑な行為なのに、発表後にもっていくと、次の発表をする機会によってその行為はさらに妨害をうける可能性があります。

 最後が商品開発になりますか? はなっから日本で医療機器として売っていく気はなかったのですが、より多くの人に使ってもらい、そのフィードバックを基に医療に貢献できたらと考えると、商品開発というのは当然の流れになります。でも日本でうれるかわからないし、なかなか医療機器としての認可が遅いことを考えると、外国にもっていっていったほうがいいかなぁと思います。なんとなく、日本より外国の方がオープンマインドな気がするのですよね。たとえば、国際学会で外国にいくと、突拍子もない商品を扱っていたりすることがあります。ヨーロッパはそういう傾向が強いです。

 そんな背景から、商品開発の一環として、外国の整形外科医に自分の試作機を興味をもらって使用してもらえれば、そういったことは、なにかの突破口の1つになるのではと思ったのです。

こういった時に上のPCT出願は役に立つと思います。興味を持ってくれた先生の国に移行すればいいことになるからです。 本当に特許申請をするかしないかは、最初の特許提出後30か月なので、取りに行っていいものかどうかの見極めをその間にすればいいことになります。

 ここまでは、全てがうまくいったらの話なので、途中頓挫もあり得ます。 利益が按分になるデメリットもありますが、ここまで全く自分のお金をつかわなくて済む、というのは大学教員のメリット(大学でもいろいろローカルルールあると思いますが)かもしれません。


2016年2月11日木曜日

Note で セルフパブリッシング 海外医療系会社とのテレフォンミーティング(体験談)

 標記のようなものを「Note」というサイトでセルフパブリッシングしてみました。


 ボリュームはワードに張り付けた感じでは、22ページチョイ相当でした。
 こんな量では、通常本は出版できませんし、学術書も作成できるボリュームでないので、このような形態で形にできるのはいいように思いました。
タイトルは、
 「海外医療系会社の日本展開を垣間見たテレフォンミーティング(体験談)」
になります。ブログで少し書いた記事を、一から作り上げた感じです。一般的な記事ではないので、興味のある方で、有料に対応できる方でお願いします。また、この記事は、自分が、英語論文を発信してキーオピニオンリーダー的扱われ方があったことから発生したチャンスだったのでこのブログで載せることにしました。

今回これをアップするためにいろいろ”Note”について調べました。2014年に開始されたものですが、今、いろんなサイトでとりあげている傾向があるように思いました。やっぱり有料サイトの是非について議論があるようです。一番あるのは、こんな内容だったら有料料金払うべきでなかったとか、有料にした時点でその戦略がまちがっていて人気ブログが低迷するというような記事でした。
これについては下記の方が有料サイトについてのコメントを載せてますので、勝手に採用しました。
要するには、今までインターネットの普及によって情報が無料で獲得できるようになったけど、無料という弊害(コメント参照)を解決するために、パラダイムがシフトする可能性があることでしょうか?

他、全然関係ない方ですが、ブログで私の好きなTime Ferris の「週4時間」の本を真面目にとりあげていた数少ない人の1人の方、Umekiさんという方の記事でもこういった状況にゴーサインでていたようなので、時代の流れのような気がして、自分も実験的に取り上げてもいいかと思いました。

ただ、まだ使い勝手はよくないです。Noteで登録した人でないと閲覧すらできません。また作成するときの文書作成の機能が非常に良くないです。画像のとりこみが高確率で失敗するし、ワードでよくやる、ドラッグしてBackSpaceで削除、という機能ですら動かないことがあります。 フォントを変えれないとかの問題は別に気になりませんが、下書きして自分の登録のサイトに戻ると、ページが一番下にスクロールしていてどうなったのかなぁとか気づかないとか。いろいろあります。少しずつよくなていくのかなと思います。

こんなことでなにか変わるわけではないのですが、もし収益があった場合、整形外科医が国際的に活躍していってほしいという自分発のプロジェクトに使用させてもらおうと思います。これからもいろんな視点でコンテンツを作成していきたいと思います。実はもうすでにそういった企画をいくつか走らせる予定です。

2016年2月8日月曜日

東京オリンピック2020年 までに、筆頭英語論文20本にします。 その対策本

 自戒の念を込めた記事です。最近全く標記の英語論文に目が向いておりません。"あー外国人医師みたく長期のホリデーがあれば書けるのにー"、という発想は、実は当の外国人ですらあるようです。[まとまった時間を作って書こう」、という行為・思想は、”Binge Writing” と英語で言うそうです。ドカ食いのドカがこのBingeなのだそうです。これを、「一気書き」と訳してある、次の本は、論文を沢山書くための名著になりそうです。心理学を専攻しているためか、文章が明瞭でわかりやすいと思います。先ほどのように訳のうまさも手伝っていると思います。とにかく面白く読めます。

 結局は、まとまった時間ができたら行動するというわけでなく、定期的に毎日の中で時間を割り振るべきだと書いています。そうしないと、”まとまった時間を恋い焦がれること”になるそうです。一気に書いても、次一気に書ける時間を確保することがたやすくないという理由もうなづけます。 もう一つ、逆説的に、一気書きのデメリットは、普通だったら仕事以外の大事な事(家族の事だったり、コーヒーを飲んだりすること(?))より執筆を優先すべきではない、だから普段の時間に書く時間を確保せよ、とまで書かれています。

 読んでみますと、その他、「もう少し分析しないと(そうでないとかけない)」、「文章を書くなら新しいPCが必要だ」、「インスピレーションがわいたらうまく書ける」などありがちな言い訳は、筆者をもってして完全に論破されてしまいます。

とっても真面目な事が多く掲げられているのに、一方で楽しみが継続するようなコメントが所どころにあって、楽しく一気に読めると思います。 これも論文・学術書を書くための必須本かもしれません。「本を書くってもしかしたら楽しいことかもしれない」という作者のコメントに共感を覚えます。

そして、標題の話になるのですが、こんな目標でも立ててやってみようとか思いました。今たしか16本なので、1年に1つを目標にしたいと思います。あと、前職で論文をごりごり書いている他科の先生が「20本あったらどこにいってもはずかしくない」と、20本を目標にしていたことも気になっていたのでこれを機に。



2016年2月7日日曜日

”学術書を書く” 際 のおすすめ本

 去年終わりに依頼された学術書の分担執筆の校正が届き、通常忙しくなる時期とかさなり四苦八苦中です。今月終わりまで続くと思われます。
 
 学術書執筆のモーチベーションに影響する本を読みましたのでその紹介をします。今回は論文ということだけに限ったものでなく、学術書も含まれます。

上記のような学術書執筆に関わり、結果、"自分で本を書いてみたい"、という希望にかられて手に取った本です。今では、オンラインで読める本というのが増えてきて、本を出版するという活動の見直しがなされるようになってきたようです。以前は”Publish or Perish”で”出版するか ”死”か”だったそうで、それほど出版に価値があったこと、でも最近では”Publish and Perish"で、”出版してもほとんど日の目をみることもなく”死”んでいく”という本も増えてきたようです。 しかし、それでも出版される本の数というのは年々増加傾向という状況だそうで、この本を出版するという行為は、いかに多くの人にとって価値のある行為なのだと気づかされます。みんな何かを伝えたいのだと思います。

 一般的な書き方のことも書かれていますが、一般的出版だとどれくらい細部にこだわって書かないといけないかの説明もありました。 目次の書き方、索引の入れ方など、些細なことのように思うのですが、こういったことが読者が読み続ける、再度読む際の本の評価に関係するらしく、やっぱりきちっと出版するということはすごい事なのだと思いました。なので、こういった希望があってもまだ先の話だと思いました。
 
 ちょうどその後、お知り合いをさせてもらっている先生のブログ記事から”Note"なるものを知り、気になることをひとまず”章”単位で書いていくのもいいかのかもしれないと思いました。

京都大学学術出版会というまじめそうなところからの出版です。 立派なものに仕上げるためのヒントがこの本にはたくさんあって、本の中のキーワードでは、”可読性をあげること”、”サーキュレーション”とかが気になりました。




生活拠点を変える、増やす 思考 

 今年もいくつかチャレンジする目標を掲げることにしていますが、その中に”生活拠点を変える”ことがあります。何回かの引っ越しもする予定なので、準備がいるのですが、日々の作業に追われています。
 海外の方とやり取りをしていると、その時間帯に合わせてメールをおくろうかなと思うことがありますが、この時点で、自分の活動拠点は時間においても、一つではなく、いくつももっている錯覚になります。
 夜メールを書いても、日本だけの視点では、その返事はおよそ8-9時間たった日本の朝からしか動き出しませんが、これが例えばヨーロッパの方に送った場合は、日本の午後から活動が開始されるし、アメリカの方への場合では、日本の深夜0時以降からそこの活動が開始されるので、日本の朝の時点で問題が解決していることが多いです。

 寝てる間に小人が働いてくれれば的発想はだれしも思いますが、発想を変えることによって達成できます。
 ここまでの考えは、英語を使わないとやりとりできないといけませんが、今ではオンラインの秘書サービスもあります。当然日本語で対応してもらえます。また諸外国の日本人の方がお相手をしてくれるからか先ほどのような、夜寝てる間に解決ということもあり得ます。 ”こんなこと”って最近ではどういわれているのかな、とか、とりあえず最新の情報を簡単に検索してまとめておいてほしいなとかいう要求も、きちんと対応してくれます。20分程度の仕事が1単位なので、ここまでで時間が来てしまいました、という感じで終わることもあり得ます。でもそんなんでいい場合、利用してみるといいと思います。最近、海外の会社とコンタクトとりたい場合に用件をかわりに言ってもらうということをお願いしてみました。

こういった発想のきっかけは、
週4時間だけ働く」という名著から。




 後は、自分が拠点を移しても、移す前のところでも活動するために、スカイプなどを使った作業に
慣れておけば、生活拠点を移すことなど大したデメリットにならないかもしれません。いやそうしたいです。当然今までの活動は落ちますが、新しくやってみたい活動が増え、トータルとして満足のレベルを高くする予定です。


2016年2月3日水曜日

Academic heritage 研究室所属学生を学長表彰に推薦 

Academic heritageという言葉をどこかで見聞きしたので引用しましたが、出所は忘れてしまいました。 今回は、学術的遺産とでも訳した場合の記事です。

 現在自分の研究室に所属している学生に、学長表彰推薦の申請をしました。大学院生でなく、学部生4年、つまり卒業研究で所属するだけの1年のお付き合いの学生です。たまたま、「やる気のある学生であったので、3年生後半の仮配属のときから研究に携わってもらい、4年で日本の学会を口頭でしてもらい、それをブラッシュアップさせて学会へ査読論文として投稿し、採択された」という
ものです。 でも、調べてみると、所属する学科でもそんな学生今までにいないといわれ、次に学部できいても、聞いたことがないといわれ、学生課にきいてみても聞いたことがないといわれたので、
これは、手続きをしてもいいのでは?と他の先生に言われて申請することにしました。 前例がないので、いかに価値があるかを説明するのには少し交渉的手腕が必要でしたが、なんとか推薦候補者としてノミネートされました(どんな話し合いでも企業交渉の能力が要るとは思いますが)。

 医師の場合、所属しているところに入ってきた後輩医師を育てるということが、当たり前だという一方で、いやいやそんなことはなく、自分の専門を選択するかどうかもわからない後輩同僚に全力を注力できない、という意見も妥当と思います。今回のような教育分野での布石を残せるのは、自分のような立場のほうが容易に思いました。

交渉事関連は読み漁ってないので、なんとも言えませんが、
下記に1つ。


非 医学部での教員の活動については、以下が参考になります。

2016年2月1日月曜日

イノベーションは「課題解決」だけではだめ ”ワクワク感”が必須 STARWARSのロボット”BB-8”を体験!

 正直言いますと、この投稿は先日記載したブログポリシー的に該当しないかもしれませんが(このブログでなにを書くかのまとめを書いたのです)、きっと②の”整形外科医が関与するイノベーション関連、医療機器とか”をかすめる話です。
 昨年末に”STARWARS”の新作が発表され、そそくさと早めに見に行ったのですが、そこでは、
以前のR2-D2 のような存在のロボット”BB-8”が登場します。ちょうど雪だるまのような形状で、
本体がくるくる回るのに、上の頭部が常に頂上に設置されるという興味深いロボットです。
小型化されたものが、すでにオンラインで可能になっていました。

動画をご覧ください。リンク

実際試してみてわかったのですが、動いている時に、スマートデバイスからは、そのロボットの
声が発せられます。また上記動きを再現しています!他まだ試していませんが、ホログラムも
搭載されているようです。

ということで購入してしまったのです。原理はなんとなくわかる範囲で単純なものなのですが、
こういったなんともいえない”ワクワク感”がないと新しい機器も開発されないし、購入されない
と思いました。これを教えてくれたのは、昨年の”神戸医療ITイノベーションカンファレンス
で講演された、杉本氏の発言からですが、ポイントをついているなぁと思いました。
(↓ 今確認すると、自分の購入時より安く9%OFFとなっていました。)