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2016年2月3日水曜日

Academic heritage 研究室所属学生を学長表彰に推薦 

Academic heritageという言葉をどこかで見聞きしたので引用しましたが、出所は忘れてしまいました。 今回は、学術的遺産とでも訳した場合の記事です。

 現在自分の研究室に所属している学生に、学長表彰推薦の申請をしました。大学院生でなく、学部生4年、つまり卒業研究で所属するだけの1年のお付き合いの学生です。たまたま、「やる気のある学生であったので、3年生後半の仮配属のときから研究に携わってもらい、4年で日本の学会を口頭でしてもらい、それをブラッシュアップさせて学会へ査読論文として投稿し、採択された」という
ものです。 でも、調べてみると、所属する学科でもそんな学生今までにいないといわれ、次に学部できいても、聞いたことがないといわれ、学生課にきいてみても聞いたことがないといわれたので、
これは、手続きをしてもいいのでは?と他の先生に言われて申請することにしました。 前例がないので、いかに価値があるかを説明するのには少し交渉的手腕が必要でしたが、なんとか推薦候補者としてノミネートされました(どんな話し合いでも企業交渉の能力が要るとは思いますが)。

 医師の場合、所属しているところに入ってきた後輩医師を育てるということが、当たり前だという一方で、いやいやそんなことはなく、自分の専門を選択するかどうかもわからない後輩同僚に全力を注力できない、という意見も妥当と思います。今回のような教育分野での布石を残せるのは、自分のような立場のほうが容易に思いました。

交渉事関連は読み漁ってないので、なんとも言えませんが、
下記に1つ。


非 医学部での教員の活動については、以下が参考になります。

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