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2016年2月7日日曜日

”学術書を書く” 際 のおすすめ本

 去年終わりに依頼された学術書の分担執筆の校正が届き、通常忙しくなる時期とかさなり四苦八苦中です。今月終わりまで続くと思われます。
 
 学術書執筆のモーチベーションに影響する本を読みましたのでその紹介をします。今回は論文ということだけに限ったものでなく、学術書も含まれます。

上記のような学術書執筆に関わり、結果、"自分で本を書いてみたい"、という希望にかられて手に取った本です。今では、オンラインで読める本というのが増えてきて、本を出版するという活動の見直しがなされるようになってきたようです。以前は”Publish or Perish”で”出版するか ”死”か”だったそうで、それほど出版に価値があったこと、でも最近では”Publish and Perish"で、”出版してもほとんど日の目をみることもなく”死”んでいく”という本も増えてきたようです。 しかし、それでも出版される本の数というのは年々増加傾向という状況だそうで、この本を出版するという行為は、いかに多くの人にとって価値のある行為なのだと気づかされます。みんな何かを伝えたいのだと思います。

 一般的な書き方のことも書かれていますが、一般的出版だとどれくらい細部にこだわって書かないといけないかの説明もありました。 目次の書き方、索引の入れ方など、些細なことのように思うのですが、こういったことが読者が読み続ける、再度読む際の本の評価に関係するらしく、やっぱりきちっと出版するということはすごい事なのだと思いました。なので、こういった希望があってもまだ先の話だと思いました。
 
 ちょうどその後、お知り合いをさせてもらっている先生のブログ記事から”Note"なるものを知り、気になることをひとまず”章”単位で書いていくのもいいかのかもしれないと思いました。

京都大学学術出版会というまじめそうなところからの出版です。 立派なものに仕上げるためのヒントがこの本にはたくさんあって、本の中のキーワードでは、”可読性をあげること”、”サーキュレーション”とかが気になりました。




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