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2016年3月8日火曜日

第7回 医工連携ワールドカフェミーティングに参加します!

 先日参加表明した標記の会ですが、裏方的活動をすることになりました。
会の主催者のページがあるのですが、ちょっとわかりにくい、わかりにくいのに主催者自身も
PCかFBのトラブルから編集が困難という知らせを受け、この投稿で紹介することにしました
(FBのトラブルをGoogleChromeのキャッシュでいつまでも再現、閲覧履歴削除、ブラウザ再
インストールまで必要だったとのことです)。

第7回 医工連携ワールドカフェミーティング
内容:「バイオデザイン」という本の読書会
日時:4月1日金曜日 18時から
場所:大阪産業大学 梅田サテライトキャンパス
   〒530-0001 大阪市北区梅田1-1-3 大阪駅前第3ビル19階

参加受付はこちらから


「バイオデザイン」 に ついて (上の記事をみても、この本についても説明が必要と思いました)

私たち整形外科医は、医療現場で働く一員で、普段の仕事の中で、ある作業がとても
しにくい、なんとかならないかなという出来事に遭遇します。

例えば、手術中にある手技を覚えないといけなく、それが結構大変そうだと思った場合、
その手技を年月かけてマスターする場合もあるでしょう。すでに身につけた上司からは、
上手くできないのは、自分が未熟だからだ、と言われることが多々あると思います。
しかし、実は、新しい器械があればどってことない手技となり、今までの苦労はなんだったのか
となる場合があるはずです。

そういった背景で、医療機器を開発していく、アイディアを出していくということは、研究機関
にいる医師でなくても求められていく話ではあります。より便利になればいいわけですから。

しかし、病気についての知識、その診断、治療の勉強をするようには、教育を受けてきましたが、
どうやって、そういった器械を完成品とし、みんなに使ってもらうか等については全く教育を
うけておりません。 こういった状況で、まぁとりあえず”やってみた、経験してみた”という報告でも
して、みんなに気づいてもらおう!とかいい学会で発表される先生は少なくありませんが、
これを最初にやってしまうと、特許という、発明を守る書類が作成できません。

こういった新しい器械を作る発想が大事で、発想から実現にむけてはどういうステップで
進めて行ったらいいかが書かれているのが、
この「バイオデザイン」という本になります。ニーズの整理の仕方など、今まで自分たちが
教科書から勉強してきた事以外にも、勉強していくと面白い分野があるのだということに
気付かされます。

だから、この読書会に参加することしました。

800ページある本を、ある手法で一気に読み進めてくれるのではと思います。



    
    

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