ページ

2016年7月19日火曜日

留学や海外発表を活かす 海外拠点作成の経験

今年は、精力的に国際活動をしようと思っていますが、よっしゃ、海外で医師になって活動しよう、などと思ったことは、ありません。やっぱり日本人のささやかなアイデンティティがあるため、日本にいるけど、海外ともやりとりをしたい、そんな程度です。

よく聞く交換留学制度のように定期的に一定の数の自分の知り合いを、海外の場所に行ってもらえるようにすれば、自ずと継続的に関わりを持てるはずで、そういったものが自前で作成できたらと考えています。

続けるデメリットもあるのでしょうが、留学したが、それ以降関わりがないというのでは、思い出作りにしかならないかなとも思いました。

今年になって自分の研究室に所属していた学生を、海外の有名大学に送り込むことに成功しました。

その学生は、医学生ではありませんし、もともと英語が強かったわけではありませんが、卒業してすぐに語学留学が比較的安価にできるフィOOOの国へ数か月行き、その後日本の国際学会で、たまたま来日した先生に挨拶し、帰国後その施設でトレーニーとして働かせてくださいとお願いしました。 
この時、たまたま自分は外国にいたので、細かいやりとりも全て、メール、スカイプで行いました。

トレーニーといれば、なんだただ働きか、と思われますが、給料をどこからももらわず留学される医師もたくさんいる中で、数か月OO大学に留学した、というのはその学生の今後には大きな影響を及ぼすと思います。

実際自分が留学してもいいなぁと思えるところでしたが、いろいろ加味してお断りしたところだったので、ここまで到達するのには何回かのアプローチをして、もうだめかもしれないなぁと思っていたので、ぎりぎりで承諾してもらって良かったなぁと思いました。
学生は帰国後、今度は日本でも有名な大学院に進学も考慮しつつ、試行錯誤する予定です。

こんな海外拠点を作成できれば、自分の活動の幅が増える気がするので、そういった試みをあと2,3個作成する予定です。そこが旅行的にもいいところであれば、定期的に、ないし自分の行きたいときに、共同研究の一環等の理由で、日本の職場を離れることができるというのは、海外発表でのみしか離れることができない(場所、日時が選べない)場合より少しだけ自由な気がします。





0 件のコメント:

コメントを投稿