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2016年7月30日土曜日

英語論文も大事だが、書籍執筆も大事です。

 昨年ある先生からご依頼のありました書籍執筆、ようやく詰めの段階に入っています(リンク)。当初は今年の日本整形外科学会に間に合わせる予定でしたが、無理で、今は関連する学会が秋にあるのでそれに間に合わせようかということだそうです。

 図入りですが、ワードで25ページくらい書いたものが、綺麗に20ページほどにまとまるようでした。一般整形外科読者対象ですが、こんなチャンスなかなかないと思い、マニアックな内容も取り入れております。

書籍執筆が大事な理由は、些細なことですが、業績のポイントが影響します。昇任人事がポイント制であることはやっぱり無視できないのですが、なぜか査読論文より書籍のほうが3-5倍ほど価値が高く扱われています。 これは、査読論文の前提が、とくに英語というわけではなく、和文でも同等の扱いだからだと思います。何ヶ月もかけて作成する英語論文もワード換算では20ページくらい。 それが1か月もかからないでかける日本語の書籍より低く扱われます。もちろんどちらも共同執筆の人数に影響をうけますが。

やっぱり書籍、単著が一番ということになるのですが、このチャンスにはなかなかめぐり合えておりません。

執筆時間のコントロールについては下記が秀逸です。


できる研究者の論文生産術 どうすれば「たくさん」書けるのか (KS科学一般書)

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