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2017年1月16日月曜日

”プロフェッサー” と呼ばれたら 

 どんな整形外科医の先生でも、医師開始当初から”先生”と言われて久しいと思います。 私の場合、ついでに大学教員でもあるので、その観点からも”先生”と言われますが、もう言われすぎて、なんの感動もありません。
かえって「-さん」とか言われると、違和感を感じたりします。もうすでに普通の感覚を一部で失う環境にあることを自覚します。

先日、何度目かの海外臨床研究施設に訪問し、”プロフェッサー”といわれたら悪い気はしませんでした。しかし、これは、教授でなくても、准教授でも、助教でもそう扱われるはずで、そういった観点からは、これだってなれると何の感動もなくなるのだと思います。

しかし、ここからが注意点ですが、日本で「准教授」と「助教」の間に位置する「講師」は、一般的な海外の階層の中では存在しません。つい先日も、日本人だけど海外施設にいる方から、なんですか?それ?といわれました(自分が言われたのでなく、階層の名前の話をしていてです)。なので
おそらくは仕方なく、講師=Lecturerとかになるのでしょうが、その職位ですと、プロフェッサーって呼んでもらえないかもしれません。 講師の先生(おそらくこんなブログ読んでいる先生で講師の先生はいないと思いますが)、注意です!(笑)

ついでにいうと、海外にいって、日本に帰国するときに空港で渡す税関の書類(クリーム色の)には、職種に”大学教授”があっても他(大学助教とか)は存在しません。 あー、一度マークしたいものです。

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