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2017年2月25日土曜日

英語論文執筆3日目 writing for CORRを見直す 構成を校正する(だじゃれ)

英語論文を書こうと思ったときに、論文の書き方を英語で書かれているものを読めば、ダイレクトに頭に入るかなとおもった時期がありますが、英語がダイレクトに入らないので無理でした(苦笑)。しかし、今でも見直すマニュアルは、
「writing for CORR」です。
これは、整形外科の中では有名ジャーナルで、超老舗のClinical Orthopaedics and Related Research(日本ドクター的にはコアーなどと略します。論文書いている先生で知らない人はいないと思います。が知らない方にお伝え)にある論文の書き方という論文です。

今のEditorになってからは、確かまだ作成されていないと思いますが(間違っていたらすいません)、前のeditor、その前のeditorも、この書き方という論文を書いています。

”writing for CORR”で検索すれば、上位で検索される、PDFで無料でゲットできるものです。
これを入手しましょう。


これには、論文作成には、
”(テーマを)フォーカス”、”論理的に”、”簡潔に”が大事であると書かれています。

また、何回もコメントされる大事なこととして、「叙述的に書くな」というメッセージが
あるのですが、これも役に立ちます。
なになにを調べたので報告する、などという報告は要らないとまで言われてしまいます。

一読した後、次にやるべきことは、論文作成に必要な語数確認。その辺からでしょう。
論文の構成の4つの語数のバランスが書かれています。
 Intro 500
Methods 1000-1500
Results 500
Discussions 1000

という構成です。

抄録ベースの英語文見直すと220、少なくとも8割くらいの400はいるかなと思うと
あと倍はいるなぁという計算です。

次やることは1にちめの補足で書いたような、
自分の書いたものが、論理的に流れているかどうか
たいていIntroは3段落構成か4段落構成になっていないといけません。
・テーマ
・過去の報告における問題点
・それを解決するためには、今回行った。

という構成。
この段落構成になっていない場合、修正して、
なっている場合は、各段落のどこを追加、修正すればいいかを考えます。
いきなりキーワード用いていないか?(本当はそれを理解するための文章がいるのでは?とか)

問題点と明らかになっていない点がきちんとリンクしているか(今までしてきていないので調べたというのでは、その研究の価値が今ひとつです。それがわかると、どのように臨床上役に立つのかなどを含めて説明)を書いていきます。

最後の段落は、なかななか増やしにくいとは思います。なので最初の2つの説明をくどくならない程度にくわしく書いていかないといけません。

追加していくところに関しては、まず、自分の抄録英文読んでみて、思った感想を率直に残しておきたいので、各文章単位でコメントするということを日本語でします。

そのあと、詳しく書くレベルというものを過去の幾つかの論文を見て、調節していきます。


4時間経過
1時間で日本語の付けたしを行う。
3時間過去の論文をみたり、日本語を英語になおしたりして、
なんとか完成。
語数計算350語とりあえず。7割奪取していること、
意外と過去の論文もシンプルなものを多く、これ以上詳しい説明をしている
ものがないと判断し、Intro部分はこれにて終了。

一回、5-6個の過去の論文に目を通しておいて、
自分の英文になるよう書いていって、
最後にもう一回過去の論文を一回目を通す
というプロセスで、比較的効率よくできたと思います。

あと本当は、このあと段落ごとに段落ごとの内容を一語で表せるように
なっているのかのチェックとか、段落の始め、終わりにそのようなことを
ちりばめているかとか、前後の段落での流れはいいかなどのチェックを
するとなおいいと思います。








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