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2017年3月25日土曜日

AAOS・ORS 2017などの国際学会の有効利用① Technology Theater 総論 

 先週から始まったAAOS・ORSという2つの学会に参加しました。
日本で言えば、日本整形外科学会学術集会と基礎学術集会のような位置づけですが、
規模が全く違うので、参加できるならぜひくっつけて長期間、外国に出張として
行ける経験を体験されるといいと思います。
この1年に1回の貴重な機会も来年は存在しますが、再来年は別場所別期間開催だそうです。

 AAOSの学会、久々出席しましたが、一般採択演題は少なくなっているような気がしました。というのは、少し抄録本の厚さが薄くなったような感じがあったからです。各講演ごとにも追加料金のいるInstructional Course Lectureは豊富にありますし、展示会場の規模
も相も変わらずの盛況ぶりで、まだまだ学会というイベントの大事さを感じます。

今回は、諸事情で、朝から晩まで学会に参加できませんでしたが、その中でも積極的に参加していたのが、Technology Theaterです。展示会場の1つのセクションで、以前は、”Electronic Skills Pavilion”として扱われているような、主には先端技術の紹介をするコーナーです。
 
 参加したのは、キラーアプリを紹介するレクチャー2つ(2つもあるのが驚きです)、
インターネット上での自分ブランドの維持の対策、特許戦略関連等でした。こういったトピックは、若手向けの印象がありますが、これからは、パソコン、インターネットに習熟しない世代がいなくなっていく一方なので、必須の分野になっていく気がしました。
学会会場と異なり、小さめでおそらく100名ー多くても120名ぐらいが限界のスペースに立ち見がでるほどの盛況ぶりでした。
そういった本というのは、今のところ和書では見つけられませんが、昨年米国の大学見学の際に大学書店で見つけた以下の本は、全般的な今日日の医師がどんな程度テクノロジーに習熟しているか、しなければいけないか、などが書かれて言います。中身をちらっと見ることができますので、興味のある方はぜひ。


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