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2017年5月27日土曜日

ジャパン・バイオデザインの現状 医師で志願する人はたぶん稀

バイオデザインっていうのは、
「2001年にスタンフォード大学のDr Paul Yock(ポール ヨック 博士)らが、デザイン思考をもとにした医療機器イノベーションを牽引する人材育成プログラム」
のことで、これを日本でもやろうという企画が、

ジャパン・バイオデザインっていうもので、
今現在、大阪大学、東京大学、東北大学 が主体で行っています。
詳細は、
一般社団法人日本メドテックイノベーション協会 に書かれています。

確かに新しい発想を起こすには、既存のグループだけでは無理で、
企業からの参加者、医療からの参加者などが強制的にまざる機会っていうのが
必要かもしれないなぁと思います。スタンフォードでの実績(以下)
”14年間で40社の起業を実現し、400件以上の特許出願がなされました。また、50万人を超える患者が、本プログラムで創出されたデバイスによる恩恵を受けております。”
をみればすごいと思います。きちんと患者まで還元できているので。

しかし、実際どれくらいお金かかるかとか聞くと、ガーンでした。

一回のコースで500万円もかかるらしいです。10ヶ月で
そして土曜日も含まれているとのこと。
こりゃぁ、興味があってもなかなか参加志願する人はいないだろうなぁと
思います。もちろん、その大学に所属していれば何らかの恩恵、助成は
ありそうですが。

このフェローシップ企画でだめな場合でも、コースセミナーなどで
手を差しのべてはくれますが(リンクは下線部をクリック)。

とりあえずは、テキスト(以下)を読むってことだけは、達成できたから
別のことにお金を使いたいと思う先生は私だけではないと思います。

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